一三〇〇年の時を超え
出雲と大和が手を結び 古事記を歌い物語
<開催日時>
2014年3月15日(土) 18:30開場 19:00開演
2014年3月16日(日) 13:30開場 14:00開演
会場:チェリヴァホール
<大和編>脚本・演出 松村武 <出雲編>脚本・演出 亀尾佳宏
<全編 音楽担当>サキタハヂメ
<演奏>
サキタハヂメ(ギター・のこぎり)
新谷キヨシ(ピアニカ・アコーディオン)
山下憲治(ピアノ)
えぐちひろし(ギター)
池田安友子(パーカッション)
◎同時展示:池田清子(安澄)書道展・ひどい古事記
古事記ゆかりの地 として知られる
島根(雲南市/雲南市創作市民演劇)・奈良(大和郡山市/古事語り部座)
の総勢100名が“歌劇”で古事記上巻全編に挑んだ。
稗田阿礼は語る
これはこの世の元始め ふることぶみの神がたり ふることぶみの物語天地がひらきはじめたころ 神はまだ姿を持たなかった風は吹き 霧はのぼり 雲は舞い上がるやがて産まれた混沌の地に 天の浮橋を渡りイザナギとイザナミが降り立つ島が生まれ 神が生まれ 思いが生まれるイザナギの悲しみ イザナミの恥じらい スサノオの寂しさ アマテラスの怒り― 天地創造 この世のはじまりの物語 ―
高天原を追われ出雲へと降り立ったスサノオタケミナカタとタケミカヅチの力くらべ神々と縁結び 国を造り 国を譲るオオクニヌシ― 出雲国つ神 この国のはじまりの物語 ―
高天原から葦原の中つ国へと降り立つ ニニギノミコトコノハナサクヤヒメと契り 永久不変の命を手放し その子孫は大和へと向かう― 天孫降臨 歴史のはじまりの物語 ―
『古事記』が語られた大和『古事記』に記された出雲この国の歴史のはじまりにかかわった二つの地の人々が1300年の時を超え 『古事記』を『ふることぶみ』として歌い語りなおす―。
第一部 天地創造篇 《大和》
第二部 出雲国つ神篇 《出雲》
第三部 天孫降臨篇 《大和》